近藤太香巳「人生をかけてやると決めたときから心が強くなった」

今回の名言は、フジテレビのYouTube「#シゴトズキ」のゲストにネクシィーズグループ代表の近藤太香巳さんが出演したときのものです。

近藤太香巳さんは19歳で起業し、34歳でナスダック・ジャパン(現ジャスダック)へ上場。37歳で2004年当時最年少創業社長として東証一部に上場した経営者です。

番組のなかで「強いリーダーとは?」との質問に対しての答えがこちらです。

23歳でつらいことがあったときに決意したことがあります。実業家は、職業じゃなくて生き様。人生をかけてやると決めたときから心が強くなったんです。社員のみんなが命の時間を使ってくれてるんだから、僕自身が命をかけるのは当たり前のことです。

私が注目したのは、「人生をかけてやると決めたときから心が強くなった」というところです。

23歳のつらいこととは、父の知人とともに東京に進出後、その知人にビジネスノウハウを盗まれ、自身の会社だったにも関わらず、退去させられたことでしょう。それまでのビジネスも社員もなくして何もなくなった近藤さんは、少しの間、アルバイトをしていたそうですが、あるとき一念発起して四国にいる仲間を呼び、復活ののろしをあげます。

このときに、新しい事業を人生をかけてやると決めたのでしょう。裸一貫、なにもなかったのに「決めたことで心が強くなれた」というのは、勇気がわいてくる話です。実際にこの決意が東証一部の最年少創業社長の偉業につながっているのですから、すさまじいものがあります。自分を信じて決めることで強くなれるのだとしたら、誰にでもできることです。

なにかを決めてやるというのは、自分を強くしてくれるきっかけになる。シンプルなことですが、大切なことを教えてもらいました。

近藤太香巳さんの自伝となる漫画『Dreams -夢は大空へ、努力は足元へ- 近藤太香巳物語』はこちら

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次
閉じる