元谷芙美子「二兎追うものは、二兎とも得る」

今回の名言はアパホテル社長の元谷芙美子さんの著書『強運』からのものです。

こちらには元谷社長の運とツキがどんどんやってくる実践法が書かれています。

ことわざ通りだと「二兎を追うものは一兎をも得ず」ですが、元谷社長は「二兎追うものは、二兎とも得る」との持論があります。

元谷社長は講演会の最後に話を5分早く切り替えて、「皆さまが資産を持つお話をさせてください」と切り出し、アパマンションの宣伝をするそうです。アパグループはホテルチェーンで知名度がありますが、不動産開発事業がメインの不動産ディベロッパーです。講演会で話を聞きに来る人は元谷社長に関心があって参加しており、実際に本人に会って、有意義な話を聴いたあとで気持ちが高まっている状態なので、マンションはよく売れるそうです。本人の謙虚な語り口や相手の資産になるという話題の出し方もうまいですよね。

講演会のついでにマンションを売って「二兎」を得ていることになります。

このほかにも、アポイントの前に3分ほど時間が開いたらお礼状を書くなどして、「二兎」を得ている話も書かれていました。

「二兎」を得ている話とよりは時間術の話で、元谷社長のいいたかったことは、時間が足りないと思わず、2倍3倍の密度で生きてみてください、ということ。

あることをやるのにそれだけ達成したことで満足せず、この時間で2つ、3つできないかと考えていることがうかがえます。そのためには、講演会を5分早く切り上げてマンション宣伝の準備をしておく、すきま時間にお礼状を書く話は、すきま時間にすることを用意することが大切です。

つまり時間意識をかなり高く持っていなくては実践できない方法です。「あれと同時にこれも売り込めないか」「この仕事はすきま時間仕事にしよう」と準備しておく習慣をつけることをまずやってみようと思いました。

こんなエピソードがたくさん収録されている、元谷芙美子社長の『強運』はこちら

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