松下幸之助「ともかくも自分の道を休まず歩むことである」

今回の名言は、パナソニックホールディングスを創業した松下幸之助さんの著書「道をひらく」に書かれていたものです。

本の一番最初に書かれていたので、大切な教えになると思います。

松下幸之助氏によると、一人ひとりには与えられた道があるそうです。天与の尊い道です。

「ときにこの道が良いのか悪いのか、思案にあまるときもある。
しかし、所詮はこの道しかないのではないか」と諭しています。

どんなことがあろうとも、ともかくも自分の道を休まず歩むことが大切で、
それがすなわち自分しか歩めない道であり、自分にだけ与えられている道だと説きます。

なんやかんやと諦める口実を考えてしまいますが、「自分がやりたい」と思った道は誰もが思うものではなく、すでに自分にしかない道だと思うと、続ける理由になります。

そうはいっても、隣でうまくいっている人がいると気持ちが保てなくなります。
「他人の道に心をうばわれ、思案にくれて立ちすくんでいても、道はすこしもひらけない。
道をひらくためには、まず歩まねばならぬ」と強く続けられています。

最後は、「休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてくる」と締められていました。

自分の歩む進路について「新たな道をひらくため」と考えると、少しくらいの苦労はつきものだと思うことができます。
1日1日はわずかな一歩でも前進していれば、経験や知識はストックされていくもの。

経営の神様による道をひらく名言は、日々思い出したい言葉です。

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