ヒカル「勝つために周りと異なることをやる」

今回の名言は、新R25で公開されていたヒカルさんのエピソードで登場したもの。
(ヒカルさん初の著書『心配すんな。全部上手くいく。』から抜粋された内容だそうです)

ヒカルさんといえば、YouTuberの成功者として有名ですが、
意外にもすでにレッドーオーシャンだった頃に参入したそうです。

そのため、裏には緻密な戦略が隠されていました。

それこそが「勝つために周りと異なることをやる」ということです。

経験のない人でもまずは勝たなければ、勝つ一歩目がつかめません。
そのときにはライバルと正面から勝負してもダメ。

トレンドを徹底的に調べてゲーム実況に勝機があることを突き止めます。
当時、ゲーム実況で人気のチャンネルもありましたが、
ほとんどがおもしろくありません。
自分ならトーク力でさらにエンターテイメントにできると分析。

さらにそれだけでなく、やり方として相手の嫌がることをやろうとします。
それが、1日1本ではなく1日10本の動画を出すというもの。

当然ながらクオリティは高くありませんが、
そうすることでライバルの売りを無力化できると考えたのです。

つまり「質より量」です。

この前の西野さんの話しでも、最初は質より量という話しが
でてきましたがそれを地でいっていたのです。

いまのヒカルさんを知っていたら、
そのやり方が正しいというのはわかりますが、
最初からその決断ができたのがすごいと思いました。

どうしても高いクオリティの量より質で真っ向から勝負したいと思ってしまいますが、
自分をよく見せることよりも、勝つことを選びました。

結果的にこれがヒカルさんのおもしろさとして個性に
なっているのだからおもしろいところです。

弱者の戦略を堂々とやっていることはなかなかできることではありません。
でもそれを愚直にやれば成功できるし、個性にもなるのです。

熟考に熟考を重ねて戦略を立てることの大切さ、
弱者の戦略を徹底することで強くなれるということを教えてもらいました。

こちらのことが詳しく書かれたヒカルさんの著書はこちら


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コメント

コメント一覧 (1件)

  • […] 昨日のヒカルさんの「勝つために周りと異なることをやる」のような戦略の立て方にも通じるところがある話です。誰しも成功するためには、トップを目指して努力する必要があります。そのとき「なるべく早い段階でその業界のトップに会ってみなさない」と西野さんは言います。その意図は「自分とトップとの違いを知り、努力と時間のかけどころを知るため」です。ほとんどの場合、自分との違いを目の当たりにして絶望します。業界トップの人の化け物ぶり、果てしない努力をしてきたであろうことに打ちのめされるのです。その経験をして初めて、正攻法では無理だからどこに努力をしたら近づけるか、別の能力を磨いていって勝てる方法を探っていくことになります。西野さんは漫画『スラムダンク』のドリブルの名手・宮城リョータを引き合いに出して、彼の同級生がみんな身長が低かったら、小柄なウィークポイントをわかって自分の武器となるドリブルや俊敏な動きを磨いてなかっただろう。高校生になって初めて桜木花道やゴリのような長身な天才と出会って絶望し、そこからドリブルを磨いていたのでは手遅れになっていたと説明します。「早い段階で」というのは、時間をロスしないための警鐘の意味があったのです。トップと会って環境に投資するのは、誰にでもできることです。お客として行ってみる、講演会を訪れてみる、オンラインサロンに参加するなど、お金をかければ会えることがほとんどです。昨日のヒカルさんであれば、人気のあるYouTubeを見漁っていました。でも、これがちゃんとできている人はなかなかいなくて、多くの場合は同じようにさぼったり気がまわらない仲間とつるんで終わっています。自分のまわりにいる人や環境がその人を表しているとはよく言われること。いい環境にいれば自然と上をめざせるようになっていきます。私自身もオンラインサロンに入っていますが、身近に話せる環境や同じように上を目指す仲間がいることは刺激になっています。今回の名言は、トップの仕事ぶりを見て、どうすればいいかをいち早く知る重要性の話でした。西野さんの最新刊『夢と金』は絶賛発売中です。Amazonの購入はこちら […]

西野亮廣「1日でも早く一流に会え」 | ME TIMES(ミータイムズ) へ返信する コメントをキャンセル

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