岡本徳康「小学生の頃は毎朝4時起きで牛の世話」

本日の名言は、経営者ではなくうちの父親から聞いた言葉がインパクトがあったので、取り上げました。

うちの実家は兼業農家で今でも自宅で食べる米は、自分達で作っています。父と電話で話して、田植えが終わったという話になりました。いまは機械でできる田植え作業ですが、昔は牛で田んぼを梳くところからスタートしていたそうです。

牛で田んぼをすくということは、実家でも牛を飼っていたんですね。初めて知りました。当然ながら牛は動物で生き物なので世話をしなければなりません。昔は子どもが家の手伝いをするのが当たり前だったので、牛の世話は父の仕事だったそうです。それが今から考えるとすごいのですが、朝4時に起きて山まで牛の食べる草を刈ってきて調達して、食べさせるのが日課だったそうです。その後、牛を引いて散歩させつつ川まで連れていって、体を洗ったりしてから学校に行っていました。さらに帰ってきてからもまた餌を与えたり、また川まで連れていって体を洗ったりしていたそうです。

家の手伝いをするのは当たり前という感覚だったと思いますが、大変だったんだなと思いました。

そういう話を聞くと、自分たちは恵まれているんだなと思います。別にやりたいこと以外に何かを課されているものはありません。やりたいことだけに努力すればいいのに、できていないなんて恥ずかしいなと、電話しながら思いました。

やりたいことをやれることに感謝しながら、邁進していかなきゃと思った言葉でした。

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